「最近、なんだか体が重い」
「特に何かしたわけじゃないのに、だるさが抜けない」
お仕事されている方々のお話を聞いていると
2月は、決算や人事異動などで
仕事の量や責任が一気に増えやすい時期。
表には出なくても、
体も気持ちも“構えたまま”で過ごしている人が少なくありません。
動いていなくても、
体の中では緊張が続いている。
そんな状態が、「体の重さ」として表れてくることがあります。
さらにこの時期は、
冬のあいだに溜まった冷えも残りやすく、
緊張と冷えが重なることで、
体の巡りが追いつかなくなっていきます。
デスクワークで、特に固まりやすい場所
長時間のデスクワークが続くと、
体は大きく動いていないようでいて、
実は同じ姿勢のまま、ずっと力を使い続けています。
特に固まりやすいのが、次の場所です。
首・肩まわり
画面を見る姿勢が続くことで、
頭を支える首には常に負荷がかかっています。
肩は無意識にすくみ、
緊張している自覚がないまま、力が入り続けやすい部分です。
みぞおち〜お腹
考え事や責任が重なると、
呼吸は自然と浅くなります。
息を吐ききれない状態が続くと、
みぞおちやお腹が硬くなり、
内側の巡りが滞りやすくなっていきます。
骨盤まわり・腰
座っている時間が長いほど、
骨盤まわりの血流は下に溜まりがち。
腰の重さや、下半身の冷えを感じる方が多いのも、このためです。
こうして見ると、
体が重く感じるのは「動かなかったから」ではなく、
同じ姿勢で、がんばり続けていたからだとわかります。
これらはすべて、緊張しやすく、冷えやすい場所。
そして同時に、呼吸や自律神経とも深く関係しています。冬の終わりは「冷え+緊張」が残りやすい季節
暦の上では立春を迎えても、体はまだ冬の名残の中。
寒さから身を守るために、知らず知らずのうちに力が入り、
首・肩・お腹・骨盤まわりがキュッと縮こまった状態が続いています。
さらに、
こうしたものが重なり、体は冷えたまま、緊張したままになりやすいのです。
その結果、血流や呼吸の流れが滞り、
「重い」「だるい」「スッキリしない」という感覚につながっていきます。
「動かない=悪」ではありません
体が重いと、
「運動不足かな」
「もっと動いた方がいいのかな」
と思う方も多いですが、
このタイミングで無理に動かそうとすると、
かえって疲れが増してしまうこともあります。
体が重いのは、怠けているからではなく、
巡りが一時的に滞っているだけ。
まず必要なのは、
何かを足すことよりも、
力を抜くことです。
巡りは、まず「ゆるむ」ことで戻る
巡りを良くしようとすると、
「動かす」「流す」「整える」と考えがちですが、
その前に大切なのは、ゆるむこと。
体がゆるむと、
呼吸が深くなり、
血流が戻り、
内側に少しずつあたたかさが生まれます。
結果として、
巡りは自然に戻っていきます。
▶︎ 午後の呼吸メッセージ
「吐く息を、少し長めに」
15時前後は、
集中力も体力も一度落ちやすい時間帯。
デスクワークの合間に、こんな呼吸をしてみてください。
今の姿勢のままでOK
鼻から軽く息を吸う
口から、ふーっと細く長く吐く
吐きながら、首・肩・お腹がゆるむのを待つ
吸うことよりも、
吐く息を、少し長めに。
「ちゃんとしなきゃ」を、
一度外すような気持ちで吐いてみてください。
体が重く感じるのは、
ここまでがんばってきた証でもあります。
2月は、
動く前に、ゆるめる。
巡りは、そのあとで大丈夫です。
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