朝起きたときに「なんとなく頭が重い」「首の後ろがつまる感じがする」——そんな日が増えていませんか?
それ、実は“気圧疲れ”のサインかもしれません。
秋から冬にかけては、天気の変化とともに気圧の上下が大きくなる季節。
台風シーズンが過ぎても、寒暖差や前線の影響で低気圧が続くことが多く、
知らないうちに自律神経が振り回されています。
台風が少なくても、気圧の変化はちゃんとある
今年の関西は台風が少なく、「気圧の影響は少なかったのでは?」と思われる方も多いかもしれません。
でも、実は秋冬は“西高東低”の気圧配置が多く、台風がなくても気圧は日々変化しています。
寒気が南下するたびに低気圧が通過したり、朝晩の冷え込みで1日の中でも気圧差が生じたりと、
体は小さな変化を常に感じ取っています。
さらにこの季節は、気圧だけでなく寒暖差や乾燥も自律神経への負担になります。
つまり、台風が少ない年でも「なんだか重だるい」「頭がすっきりしない」と感じるのは自然なことなのです。
気圧が下がると、自律神経が頑張りすぎる
人の体は、気圧の変化を耳の奥(内耳)で感じ取っています。
低気圧になると、体は「嵐が来るかも」と判断し、交感神経が優位になりやすくなります。
本来は危険に備えるための反応ですが、現代人はそのまま休むことなく仕事や家事を続けてしまうため、
交感神経が“過緊張状態”に。
結果として、
などが現れやすくなります。
秋冬に「なんとなく疲れが抜けない」「首から上が重い」と感じる方は、
気圧のせいで自律神経が頑張りすぎているサインかもしれません。
首の付け根のこりが“頭のだるさ”につながる理由
気圧疲れのとき、意外と見落とされがちなのが「首の付け根」。
後頭部のすぐ下には、頭を支えるための小さな筋肉(後頭下筋群)が集まっています。
この部分は、スマホやパソコンで前傾姿勢になるとすぐにこわばり、血流が滞りやすい場所。
気圧が下がると血管も拡張しやすくなるため、こわばった首まわりがさらに圧迫を受け、
「頭の重だるさ」「首の痛み」「目の奥の疲れ」へとつながります。
この時期、肩をもむよりも“後頭部をゆるめる”ことがポイント。
無理にストレッチするよりも、呼吸で内側からゆるめていくのがおすすめです。
「吸う息で後頭部を広げる呼吸」で整える
背筋を伸ばして、軽くあごを引きます。
吸う息で、頭の後ろから空気を入れるように意識してみましょう。
(頭のてっぺんがふわっと持ち上がるようなイメージで)
吐く息で、首の後ろから肩にかけて広がる空気を“ふわっと手放す”ように。
ポイントは、首や肩に力を入れないこと。
“呼吸でスペースをつくる”ような感覚を大切にしてみてください。
ほんの3呼吸でも、後頭部の圧が抜け、頭が軽くなるのを感じられるはずです。
日々の小さな“気圧ケア”を
そんな小さな心がけも、自律神経のリズムを整える助けになります。
秋冬は寒さだけでなく、見えない“気圧のストレス”にも気づいてあげましょう。
自分の体の声をキャッチする力が、季節のゆらぎを穏やかに過ごすカギです。
🌿 ひと呼吸メッセージ🌿
今夜は、静かな空気の中で、
吸う息とともに「頭の奥まで光が届く」ように感じてみてください。
吐く息で、今日一日の思考や重たさがふわっとほどけていきます。
首の後ろに空間ができたら、心も軽くなっていきますよ。
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